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お知らせ
【コラム番外編】MIRAIの学校 春のオープンキャンパス 講義内容①
ゴールデンウィーク進行真っ只中、皆様お元気でしょうか。
先日『MIRAIの学校 2024春のオープンキャンパス』で講義をさせて頂きました。
…ただ〖講義〗というにはほど遠く、うまくお話できませんでした。駆け足、早口になってしまい、伝えるポスターを作りましょう!という講義なのに、伝わらない講義、になってしまい申し訳ございません。。
今回の講義は言い忘れる事なきよう台本を用意していたのですがそれがそもそもの失敗のもと、読み上げるだけみたいになってしまったので、いっそその台本を改変し、コラム用に加筆修正したものを数回に分け、今月のコラムとさせて頂きます。
是非お目通し頂ければ幸いです。
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『パチンコ店ポスター顧客視点とかけ離れている説』
―そのポスターは誰のもの?広告宣伝が見直されている今こそ、既成概念に囚われずに見直してみませんか?-
販促ポスターを作り続けてきた当社がMIRAIぱちんこ産業連盟 理念のページにある、
『ぱちんこに向き合う。娯楽を考える。私たちが、未来図を描き変えよう。』
という素晴らしい言葉に倣い、ポスターに向き合い、デザインを考え未来志向でポスターの内容を変えていこう、という提案をいたします。非常に基礎的な事ですが見落としがちだったり『慣習的にその文言を使い続けてしまった』ことで新規ユーザーやライト層に響きにくい広告物を変えていきましょう。
~若年層の潜在遊技人口と新規顧客獲得意識の希薄さへの危機感~
こちらのデータをご覧ください。
18~19歳の方に聞きました、パチンコ・スロットに興味があるかどうか という質問に対し73%の方が興味なしとの答えなんですが、27%の方が何らかの興味、親和性をもっている事が分かります。
そして総務省の推計でおおよそ該当する年齢層を抽出すると
2022001010 2022年10月1日現在 17歳 1077 千人
2022001010 2022年10月1日現在 18歳 1128 千人
となり大体220万人くらい、いらっしゃるんですね。
かなり乱暴な概概算になるんですが、その220万人にアンケートの27%数字を当てはめると
18~19歳の60万人弱の方がパチンコへの興味・関心・関連・そして遊技にまで至っているということが分かります。
遊技人口が右肩下がりなのに、本当の意味での新規ユーザーの獲得の動きが業界全体を見渡しても体感することが少ないんです。
こちらは流石に危機感を持たねばなりません。
都心のパチンコ店でもインバウンド獲得用・多言語の遊び方小冊子はあっても日本人の初心者向けの案内や告知物はほとんど見たことがございません。現に少なくとも私がグッドジョブに入社してからただの一度も担当したことがございません。
では続いてWebでの新規/ライトユーザーに対するアプローチに関して例えば、Googleで『パチンコ 遊び方』で検索したとき、上位40位でヒットする店舗運営企業様は果たして何社くらいあるのでしょうか?
公平を期すためにシークレットモードで検索しましたが…
第2位 マルハン
第4位 JAPANニューアルファ
第9位 扇屋商事
第12位 ニラク
第14位 オリエント企画
第21位 プラザ
漏れがあったら大変申し訳ないのですが上位40位内の法人は以上になります。
現状としてホール企業のWEBサイトにおいて新規顧客フォローのためのページやサイト設けている法人は多くはなく、パチンコ関連企業が運営しているサイトの方が多く目立ちます。
果たしてこのままでいいのか。
答えはもちろんNOです。
今、遊技人口減少が続く中、新規ユーザーを増やすのが喫緊の課題。ならばパチンコ店が自身で顧客獲得に動かなければなりません。
外向き・内向き問わずプロモーションを見直し変えていきましょう!
外向きのプロモーションは他社様に任せて…
内向きの店内ポスターに関して改変ポイントを具体的に挙げてまいります。
まず最初に、一番重要な店内広告で意識する目線は2つ、ここが基本かつ重要なんですけど、
①新規顧客・ライトユーザー
②中級者~上級者
の二者です。細かいことを言い出したらきりがないのでこの講義では2点に絞ってしまいます。おそらく考え方もシンプルになりますし戦略も練りやすいはずです。
2月のMIRAIぱちんこ産業連盟の経営勉強会でパネルディスカッション
『20代の声、私にとって遊ぶこと働くこと』
が開催されました。そこでの言葉の数々は私にとっては新鮮だったり忘れていたものを思い出させてくれたりするものばかりでした。観覧された方々で同様の感想を持たれた方も少なくないはずです。
盛り上がりを見せたこの催し、実は予定通りに進まなかったお題で発表し損ねたネタがると事務局のM氏からございまして、
『新台入替ポスター』
に関することでした。というワケで次回、例を挙げながら新台入替に関して考察を進めます。