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お知らせ

ナナメ上のデザイン提案ばかりしているナベです。
秋の夜長は皆様いかがお過ごしでしょうか？

業界的には導入後のエヴァの販促で他店との差別化をどう図るかに頭を悩ませている店舗法人様も多いかと思います。現段階でカヲル君とレイ合わせて4万5,000～50,000台の案件が入っており、天下のSANKYO様ですので更に増えることも予想されます。
一時期の半導体不足も何処へやら、ですね。何より、エンドユーザーにエヴァを『適度な期待感をもって遊んで頂く』ための広告宣伝物を制作する弊社の腕の見せ所でもあります。

ただ余暇環境整備推進協議会が11月8日に開催した令和５年度秋季セミナーで、警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐が行政講話を行ったのですが、広告宣伝に関してなんというか“イライラ”している感じが伝わってきます。

『パチンコ・パチスロ情報島』様の記事に全文掲載があり皆様もご覧いただけますし、もう読んだよ！、という方もいらっしゃると思うのですが、まさに以前私が出演させて頂いたシークエンスチャンネルでPOKKA吉田さんとお話した内容＆その後POKKAさんに補足して頂いた内容そのもので、バカなふりしてやり続けなさんなと警笛を鳴らされました。

現在も怒られたら止めよう、隣がやっているならヤラナキャ、これがいいならこれもいいよね？ね？、みたいな広告がまったく後を絶ちません。
規制緩和と受け取り平成前半のイケイケな感覚で限りなくブラックに近いグレーを攻めている感じが伝わります。
私と同年代の方(アラフォー世代)たちが店長・エリア長・営業部長となれば、自身が設定を追い求めて朝イチ並んだあの頃を思い出し、自分が煽られたように煽りたくなるのは痛いほどよくわかりますが、明らか黒でもまずはやってみようとする店舗すら散見されます。

しかし今回、
君たちそれ続けると今後やりにくくなるよ？大丈夫？業界に任せた結果これだと監督官庁としてガイドラインの線引きはより限定的なものしか認めなくなっちゃうよ？？
という『教育的指導』がはいった格好です。

合わせて広告代理店の端くれとしてもう1点、この講話の中から取り上げさせて頂くのは、晒し屋・演者どうにかならんか問題です。いわゆるステマ規制が10月から景品表示法に追加され、

『たまたま座った機種が高設定多数設置コーナーだったｷｬﾊ』とか
『○○店の北斗でお月見楽しいね🍡（高設定が固まって設置されている示唆）』とか
『今、北斗打ってるんだけど、虹トロ3台めなんだけどこれってもしかして全台系！？』

みたいなヤラセSNSがなくならないしホントに大問題だ！という認識を持っていますよ、と。
そして『景品表示法の観点からも問題である』と言及されている点に注目したいです。

そりゃそうなんですよ、ステマ規制＝景品表示法違反の事をおっしゃっているのですから。
けれど敢えてこういう言い回しをされたという事は、業界の監督官庁である警察庁以外（この場合もちろん消費者庁）からも何らかの形で指導が入る可能性が示唆されているのでは、と行間を読んでしまうのは杞憂でしょうか。

ともかく、ガイドラインがあり、やっていいことが書かれていて、しかも手法も工夫次第でいろいろできるのに、やり切ることなく旧来のグレーにどこまで煽るかに固執する今の流れは私も本当に、『業界全体にとってマイナスになることも懸念』してしまいます。なんか怒られそうだからそろそろ本気でガイドライン守ろうかなあ、とか思った時には既に機を逸して、最悪また広告冬の時代に戻ることだってあるかもしれません。

私が提案し続けているデザインはまだまだ斜め上的発想かもしれませんが、今後主流になっていくような手法をいろいろ考えてデザイン案を練っています。
お客様に『適度な期待感をもって遊んで頂く』ポスターを作成していきたい、というホール企業さんがいらっしゃれば是非お気軽にお声かけください。

グレーやブラックではなく真っ白なデザインを制作します。

さて、今回の配布ポスターは、スマパチの設備投資がなかなか進まず、P機のレイverのみ入る店舗も少なくないかと思います。
15と16のみの併設店舗もあるのでは、とわずかな違いではあるのですが比較ポスターを作成いたしました。
もちろんレイとカヲル君の比較ポスター制作依頼も多く頂いているのですが、ななめ上を狙ってあえてP機同士の比較ポスターとさせて頂きますm(__)m