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お知らせ
MIRAIの学校 秋のオープンキャンパス 講義内容②

最近Xがロム専気味だったんですが途端に『ナベD』検索で1ページ目の10番めくらいになってびっくりしたナベです。
そもそも競合があまりいないワードなのでなにかアクションを起こすとすぐ上位検索に復活してなにが効果あるのかわかりやすいなあと思う次第。
さあそれでは『もしパチンコ店広告を“もしドラ”を応用して作ったら』ワーク編とでもいいましょうか、実際に皆様に考えていただきたい内容となります。
★目的の明確化
こちら改めて理解し、自店の顧客にどういう言葉を投げかけるのか一緒に考えていきましょう。
① ミッションを定義する
ではまず、ミッションの定義です。自店の存在理由を改めて考えていきましょう。
まず前提としてドラッカーは組織の存在理由を「利益や内部満足」に置いてません。
組織は
社会への貢献
のために存在している、と考えるわけですね。ここが色褪せないというか、今、私たちが触れても本当に新鮮な言葉ですよね。
ではもしドラ風というかマネジメント風というか自店の存在理由を改めて考えて定義していきましょう。
私がパチンコ店のミッションの1例を考えてみました。
・パチンコ店の存在意義としてブレイクダウンで考えていくと…
◎ 適度な射幸心を持って非日常を味わって楽しんでもらう場を提供する。
そして出玉や高設定匂わせだけではなく再来店したくなるような体験を創造する。
というのはいかがでしょうか。
それでは皆様の番です。自店のミッションを考えてみてください。私が考えたものをローカライズするのでもいいですし、全く違う形でも問題ないです。ドラッカーのマネジメントに沿う形で考えていきますのでお金を稼ぐ、というは後付け、自店の社会的意義をしっかり考えてみましょう。
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皆様いかがでしょうか。自店のミッション、できましたかね?
私が見ることも添削することもできませんが、素晴らしいものが出来上がっているという前提で進めていきます。
続いて、
② 顧客の定義
ドラッカーは顧客を、お金を払う人ではなく、
価値を受け取る人
である、と説いています。
そしてビジネスの目的は、
顧客の創造。
顧客が価値を受け取った時、初めて企業がその存在価値を正当化できるんですね。
ちょっとむずかしいですけどここで言う価値って、
悩みが解決された
痛みが減った
時間が節約できた
不安がなくなった
楽しさ・喜びが増えた
成果・売上が上がった
仕事がラクになった
気分が良くなった
みたいな顧客の望んだ変化を指します。
また顧客に対して組織とは、外部に向けて価値を届ける装置です。
多くの企業は「商品を売ること=仕事」だと誤解しがちです。
しかしドラッカーは真逆で、
顧客が価値を受け取り、満足し、改善されたとき、
その対価として売上が“後から”ついてくる。
と断言します。
というわけでその『顧客』を洗い出していきましょう。
ではまず私が妄想してみます。弊社が上野にございますので仮想上野駅前店舗で進めてみます。
・平日昼間~近隣に住居は少なく遊技目的で来る層は多め
飲食店の従業員などサービス業従事者で休みの方、
夕方から勤務の方などが多い
・平日夕方~近隣会社に勤めるサラリーマン層が急に増え客層が
大きく変わる。ただ居住地が遠目の方も少なくなく
引きは早め。
・ 休日 ~休業の会社が多くサラリーマンは少ない。
遊技目的が明確な若年層の動きがあるが流動的で
客滞率は低め。平日同様引きは早め。
パーラーグッドジョブ駅前店の仮想顧客はこんな感じです。
皆様は実際の顧客像を洗い出してくださいね。
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いかがでしょうか。自店の様々な常連のお客様を思い浮かべたことでしょう。逆に思い浮かべることができなかった方。現場に立っているのにもったいない。現場にいるからこそリサーチできることがたくさんあるはずです。ぜひ店舗にいらっしゃるお客様を把握されてみてはいかがでしょうか。
今回のコラムはここでいったん締めます。皆様がワークに取り組んでくれたことを祈りながら…。