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お知らせ
【コラム番外編】MIRAIの学校 秋のオープンキャンパス 講義内容①
10月も後半だというのに夏日連発ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日『MIRAIの学校2024秋』に登壇させて頂きました。
アーカイブとかちらっと見ましたが顔も声も気持ち悪くて嫌だわあ。。
という事で前回に引き続き、コラム用に台本をまとめたものをアップいたします。
時流×自流
ファン創造広告で
集客の底上げを考える
まず、なぜこのテーマにしたのかですが、
某コンサルがよく仰る時流と自分流の自流
かけ合わせて初めて効果的なものが出来ると考えました。
時流と謳ったからには
まずトレンドをおさらいしましょう
ただ!難しいことは高名な有識者にお任せしますので、リアルで泥臭い感じで
私の目から見た現在のトレンドまとめていきます。
ぱちんこ業界の広告のトレンド①
『ギリギリを攻める』
広告宣伝ガイドラインが発出されてもうすぐ1年半を優に超えました。
出来る事、出来ない事がなんとなく見えてきて、
これは大丈夫なんだ!やってみよう!
から、
これくらいなら大丈夫でしょ?競合店もやってるしウチもやろうへ
このマインドの変遷、気になりますね。。。
ちょっと話がそれるんですが、MIRAIの賛助会員として改めてお伝えしたいんですが、
『コンプラ重視の店が損をして、危ない橋を渡ったもん勝ち』の業界にだけはなってほしくないんです。
ガイドラインの内側ど真ん中を堂々と歩きましょうよ!
平成24年に始まったぱちんこ広告、冬の10年を忘れるのは早すぎますよ!
攻めるんじゃなく、次世代の広告考えましょうよ!!
限りなく黒に近いグレーを攻めるのは本当に残念
ぱちんこ業界の広告のトレンド②
『来店バブル』
みなさんご存じ来店バブル。
営業の事をしっかり把握していない一般ユーザーからするとサービスもマナーもない来店演者なんか呼ぶくらいなら
回せ!設定入れろ!という様な声もあるんですが、一方で某広告代理店から聞くところによると、店舗からの要望は、別に有名じゃなくてもいいから可愛くてスタイルのいい女の子入れて、となるそうです。
なんでなんでしょうね。
狙いにはペルソナがあるだろうから…どうなんでしょう、男性ターゲットなんでしょうか。
SNSで来店を告知してそれをもとにお店に来てくれるのは若年層ですが、つまりは若い男性に女性演者目当てという来店動機が生まれるとは私は考えにくいんですけどね。
演者は雨後の筍の如く生まれ、効果のほどは私には分かりませんが、グランドオープン以来営業日に毎日来店させているお店もあるほど。ただ一部の演者を除き、『その他大勢』の演者に求められているのは本人の集客力ではなく「何かやってる感」。
その「何かやってる感」を際立たせるのは『来店当日の状況報告』です。
店舗において出玉情報を特定日だけ掲載するのはガイドラインから逸脱しているとみなされています。
ただ演者が自分が打っている情報を発信する分には、それに該当いたしません。
とある日にこの日は営業をものすごく頑張りたいな!と考えてらっしゃる店舗はぜひやるべきです。
※ずーっと気になっているんですが、そもそも演者って何を演じているんでしょうか??
ぱちんこ業界の広告のトレンド③
『実は取材バブル』
来店バブルの陰に隠れていますが取材バブルも全盛です。
これは狭義の取材と言いますか、演者はいないが店内の様子をしっかり報告する、みたいな性質のものを指します。
こちらも同様に取材当日のデータのみをピックアップして掲載してもらえます。
また演者は自分が打っている台のみですが取材なので?体調機種のデータをすべて載せてもらえます。
ひいてはイベントまとめサイトに丁寧に裏公約的な解説や信頼度が掲載されていたりするので、そこの評価点が高いと集客能力が兼ね備える高コスパの商材と言えましょう。
演者はアテンドが必要だったり店舗スタッフがフォローしたりするのでなかなか大変ですが取材だと話は別です。
ちなみに取材と謳っておきながら店舗にもいかず店舗から送られてくる写真や数字をSNSやその広告代理店運営のサイトにただただアップするだけの商材もあるようです。いけませんね。
…あ、あくまで噂です。
こここでは合わせてリスクもお伝えしますが、まとめサイトでは点数化なので忖度なき評価もされます。
同じメディアの同じ商材なのに店舗によって評価が変わってきたりするわけですね。
競合と同じことをやっているのに集客が悪いなあ、なんてお思いの店舗の方がいらっしゃったら要注意です。
ぱちんこ業界の広告のトレンド④
『周年をとにかく引っ張る』
これも最近よくある傾向です。
ただこちらは少々気になるのですが
創業月間やら周年月間やら謳って集客効果が見込めるんでしょうか?
ユーザーからして今月はこの店出しまくるな!?とか思ってくれるんでしょうか?
私もパチンカスですがこのようには思わないので正直効果は甚だ疑問なんですがやってらっしゃるお店、実はかなり多いですよね?
とまあ概ねトレンドはこんなところでしょうか。
営業の波をどう作るか、というのはいつの時代も腐心しているワケでございますが、今の時代ならではの悩みを皆さん抱えてらっしゃいます。
というワケで時流を大まかに読み取ったところで次回は自流に進んでいきます。どうぞお楽しみに!