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お知らせ

2025.06.30

【コラム】広告宣伝ガイドライン第3版を読み解いて新たな営業手法を提案してみる

タイアップでヒットしているアニメ見なきゃなあ。。

BT機導入から一か月。しっかり市場に受け入れられているとの数字を拝見し、なんだかうれしい6月となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。


広告宣伝ガイドライン第3版が五月末に発出されました。出る出る詐欺と揶揄されつつも、策定している側は関係各所と長く折衝し腐心されていたと聞きます。
本当にお疲れ様でした。


解説コラム・動画も既にたくさんございますが、


・NGな特定機種の設定示唆/設定改変示唆

・特定機種を想起させる賞品、景品の告知要件

・記念日などの概念

・取材

・リニューアル要件


など、より具体的になったもの、新たな解釈が加わったもの、数点ございました。


記念日などの概念は以前のガイドラインにおいても私ですらメーカーの記念日がいいわけないくらい読めていたのに良かれと思ってか、メーカーが記念日を制定し、かつそれを集客に活かそうという店舗が非常に多く現れました。日本記念日協会認定の記念日とわざわざ記載し、だから大丈夫でしょ?みたいなポスターも散見されて、いやそういう話じゃないのよ…って心の声で突っ込んでいました。


しかしながら、今後に含みを持たせる表現もQ&Aにございました。

遊技機メーカー独自のイベント等のうちホール関係4団体が確認したものについては、その都度、使用方法も含めて通知し、通知の内容に反しない限りホールが告知を行っても問題ない、との事で近い将来メーカー記念日などが歌える可能性があるのでは、と感じております。

→コラムを遅々と書いていたらどうやら何か動きがあるような情報も…!?


ともかく第3版でしっかり定義されたものも少なくないので、この広告は使える範囲が明確になった!よし使ってみよう!という発想でいってみましょう。


それではここらで私ならこんな事をやってみたい、という訴求案を使い方によっては依然として有効な集客手法である時差オープンに絞っていくつか出してみます。


①地域貢献ハイブリッド型時差オープン

本日新台入替!当店は皆様ご存じ新台入替がオススメ!

そして地域清掃活動のため、14:00よりオープン」

と銘打って、

『新台入替初日!』

『新台入替がオススメ!』

『本日14:00オープン』と書かれたTシャツを着ながら実際に店舗周辺の清掃活動をします。

地域貢献と広告宣伝を兼ね、期待感も適度に持っていただく様な形で新台入替を盛り上げるのです。

そもそも、『新台入替がオススメ!』という訴求がオーケーなので時差オープンすることで更に期待感を持って頂く事が可能です。

また、毎回やるのではなく、大型新台入替やビッグコンテンツ時に絞るとより注目度が増し、

(今日は地域清掃か… ということは!?)

みたいに考えて頂く事も出来るかと思います。


②近隣施設イベント連動型オープン

最近のトレンドとして競合店同士のコラボで全館同時オープンを謳ったりしますよね。
ここはもうパチンコ店とスーパーや飲食店など、異業種とのコラボ企画で時差オープンを使うのです。不当廉売にならない程度の特売や食事休憩時の割引チケットを飲食店から提供して頂いたり、ゲームセンターに設置している第5号営業でのパチンコ・スロット機の貸し玉サービスをしてもらったり。地域が一丸となって地域住民に来て頂いて消費活動をしてもらうというイベントを企画してみてはいかがでしょうか。


③『VS』時差オープン

機種を限定しない特定ボックスの時差オープンも問題ないので、例えばボックスを2機種構成にすると1機種とはなりませんが2機種での時差オープンが可能です。

ちなみに同一シリーズはNGですので例えばAT機の別メーカー対決でお客様の期待感を誘う、ということになります。
AT機vsBT機 というのも面白いですね。

正直、旧来の営業手法ですし一番現実味があるかもしれませんが…

書いてはみたものの激しくおすすめはしません笑


と、考えれば考えるほど実はいろいろ出来ることがあったりするのですが、旧来の営業手法から脱却できない店舗が多いのも事実です。

今までの出玉煽り主義をもちろん否定しませんが、そこだけに頼ると法改正であったりこのような広告規制であったりに売上が依存してしまいます。


でしたらこのガイドラインの中で何ができるかを考えて出玉煽りだけに依存しない営業手法を確立し、新たなパチンコ像を作り上げていくのが明るい未来の近道なんじゃないでしょうか。


それでは最後に話題沸騰、サミー渾身の新機種『e東京リベンジャーズ』導入ポスターを配布します。


日にちを変えて欲しい方がいらっしゃったらお気軽にお申し付けくださいね。